もちづ記

1年おきぐらいで更新したい

新学期

新学期が始まって2週ほどが経ち、中々授業の難易度も高くなりそうな中、時間も取りづらいのですがガイダンス期間中に電通大H17~H25と千葉大H14~H25の編入試験数学問題を解くことができ、とりあえず当初の目標はクリアできました。
夏休みまでの間でこれまで解けなかった分野を1つずつ潰していきたいですね。

高専の生活に関してでは、今年度で4年生になりましたのでいよいよ研究室配属が直近に待ち構えています。行きたい研究室がUIに関することをテーマにしていて、その取っつきやすさからそれなりに人気になりそうなので誰かとその枠を争う必要が出てきてしまいますが、自分の行きたい研究室へ行けるようにアプローチできるよう努力したいですね。

はるやすみ

大学への編入試験が来年に控えているということで、今春より編入試験対策を始めました。
とりあえず各大学の過去問を解いて苦手箇所を確認・補強していきたいのですが、春休み中解いた過去問の出来は以下の様な感じでした。

東工大 H7 ~ H26 正答率 50%
農工大 H17 ~ H26 正答率 70%
首都大 H19 ~ H24 正答率 80%
電通大 H10 ~ H18 正答率 60% (複素積分を除く)

一通り解いてみた結果、証明問題や極限,周期関数に関する問題が苦手だなーとは思うので新学期から時間を見つけてそのあたりを補強していきたいですね。

あと並行して基本情報の午前対策をしていたのですが、試しにH25年秋季の問題を解いてみたところ、51/80で正答率64%と合格ラインギリギリでした、後半のマネジメントやストラテジーに関する問題の正答率が50%以上とかなり低かった為、該当分野については再度学習する必要がありそうです。

栄華

昨日は用事がありましてみれなかった為映画ドラえもんを見に行けなかったのですが、公開二日目の今日見ることができました。
以下はその感想文になります。
大きくネタバレを含みますのでまだ見ていない方はあまり見るのをおすすめしません。






鉄人兵団といえば名作であると名高い作品です。自分も旧ドラでの映画化は全部は見ていないのですが原作コミックス版のメッセージ性などに感動して大長編ドラえもんの中でも良く読む作品です。
見始める前、「どうせ今回もボロクソに叩くことになるんだろうなー」と考えていましたが、
面白かったです。
リメイクだと今までで一番いい出来だったと思います。
今回は近年のリメイク作によくあった原作コミックスのストーリーを大幅に変えるのに原作の良さを引き継げないという問題をある程度解消してくれました。
久々に「ドラえもんらしい」ドラえもんを見れた気分です。

まず絵を見てさすがの安定感だと感心しました。
さすが国民的アニメだと思います、自分もドラえもんの絵をたまに描くのですが背景とドラえもんを併せた絵自分の絵とかは絶対映画を見た方がいいです、断言できます。

そしてストーリー
冒頭部に入っている歌とシーン、最初は何のことかと思いましたが後にこれが重要な役目を果たします。
そして冒頭部の日常シーンが終わったあとのび太の「ドラえもーん」で始まる訳ですがいつもは泣きながら叫んでいるのに対し今回は普通な感じではじまりオープニングです。
オープニングで学年誌などで公募したキャラを出すのはどうかと思いましたが、ロボット王国などと違って鉄人兵団ではストーリー上あまり出しようがないですね。

公開前日にテレビでも放送されたザンダクロスのシーンもだいたい原作通りでしたので安心して見れて、むしろビルが破壊される場面の絵に感動しました。

そしてリルルが登場し、のび太ドラえもんはそこでリルルの本当の「目的
」である「人類捕獲計画」を知る、地味ですがここで糸なし糸電話を旧作と同じように使ってましたね。

そのすぐ後の各省庁や自衛隊に電話をするシーンでドラえもんの「マジだぜ」がカットされていましたが、これは時代背景などもあるのでしょうか。
その後、ジャイアンスネ夫にこのことを話してからジュドもといピッポから鉄人兵団についてを話されるシーンになりますが、旧作だとこれは確か逆だったはずです、しかしさほど気にはなりませんでした。

そしてこの映画での変更点の一つ「ピッポ」が登場します。
小さめのキャラクターが憎らしい言葉を言う、前作の人魚大海戦で登場したハリボーのような位置づけだと思いましたが、ボーリングの球である元のジュドより憎らしさが大きいですね。
そしてこの旧作ではさほど活躍しなかったボーリングの球が、ヒヨコとして活躍することになります。

その後裏山で、ジャイアンの新曲(映画の為に書き下ろされたらしい)の後、ピッポが冒頭で歌われた歌を歌います、そして回想シーン。ここでリルルとピッポの関係が明らかにされます。

鏡面世界へとのび太達は再び向かい、ここで鉄人兵団の一部と遭遇します。のび太ピッポがお互いに助け合ったシーン、ここは原作ではあまり出なかったキャラをメインに据えるために入れたと思われます。

鏡面世界が塞がれた際に地中に埋まったリルル、それを静香が助けます、ここでリルルが一旦静香を殺そうとするシーンがなかったのには違和感を覚えました。

リルルを看病する静香と、無人のスーパーへ買い出し(強奪?)するドラえもん達、ここでの静香のセリフが話の要となりますが、そこまで改変もなく良かったと思います。一回撃たれたのに再び看病する静香ここでリルルも人間を奴隷にすることに疑問を抱きます。
戦争の中で、夕食を食べるドラえもん達、ここはその後殺伐とするストーリーの中での楽しさですが、それまで感情が揺れ動いていたピッポがここで行方をくらまします。

そして静香は再びリルルを看病する場面で、旧作と同じようにドラえもんからもらった眠り薬を渡しますがリルルはそれを寝たふりをした後吐き出し逃走。
ここで笑みを浮かべていなかったのが旧作とこの映画のこの場面での心境の違いでしょうか。

鏡面世界へと入ってくる鉄人兵団、スリルが増していきます。街が壊されて行く場面は見事でした。

リルルとピッポを捜索するのび太達、のび太はリルルを見つけます。
撃つぞといいながら結局撃たなかったのび太をリルルは意気地なしと撃ちますが、これをピッポが庇います。
リルルは総司令に見つかり、何故作戦を実行したのか問われますが答えません。
この答えないという場面では今までの「人間の優しさ」を表すシーンが多かったのが心境の変化を表していてよかったです。

そして処刑台で壊されかけたリルルをザンダクロスに乗ったのび太たちが助けます。
同時に鉄人兵団も鏡面世界の秘密を知り、鏡面となっていた湖へと向かい、物語も終盤へ。

再びリルルと話していた静香は、「神様に文句を言う」というリルルの言葉からメカトピアの創立までタイムマシンで遡ります。
ここで博士に関する説明が一切なかったのが不満でした。
その後の博士のセリフ、やはりこれはいいセリフです。
鉄人兵団と闘うドラえもん達、博士の指示でロボットを作り替える静香とリルル、これが同時進行していきます。

博士が息絶え、リルルが途中から一人で作り替えることになります、試行錯誤の末リルルは自分に内蔵された☆型の部品をロボットに組み込みます、そして最後の一つの☆形の静香の部屋にあったものは、ここまでの思い出などが入っていたから部品として成り立ったのでしょうか。
そしてロボットは完成し、静香は衝撃の事実を知り、その事実はすぐに始まります。

消えて行く鉄人兵団、ピッポ、リルル、ここでピッポとリルルの言葉を同期させた演出はよかったと思います。

そして一見バットエンドとも思える終わり方で暗転し、その後はじまる何気ない日常の中でのび太がリルルに再会することで、後味よく映画は終わります。

珍しくゲストキャラクターが少ないこの作品、のび太達も5人だけで闘うことになり一部の悪役は最後まで悪役という大長編の中でも異色作です。
多少無理な展開はあったとは思いますが、大体は原作に忠実にやってくれてよかったと思っています。
挿入歌なども最初は違和感はありましたがほどよくストーリーと合わさってました、ただし多かった感じもあります。

最後に女性キャラのサービスシーンが多くてとてもよかったですね!!

オススメできます。まだ見ていない方は是非どうぞ。